METHOD | 英国刺繍教室 公開用

​英国刺繍8つのメソッド

​王立刺繍学校で学んだ8つの刺繍技法を実際に制作した作品をご紹介しながら説明いたします

ゴールドワーク

ゴールドワークはとても古くからありバイブルにも載っている程です。古くはアジアから入ってきてヨーロッパ全体に広がりました。ゴールドメッキのメタル素材を使用し高レベルの技術が必要とされる いわば英国刺繍のKing とも云える手法です。王立刺繍学校のスタジオでは歴代の国王が戴冠式に用いたローブの刺繍を行ってきました。

出来上がりはとても豪華で華やかです。

​公益財団法人日本手工芸作家連合会第50回記念創作手工芸展特別賞

ホワイトワーク

ホワイトワークは白い布に白い糸で刺繍するとてもエレガントな刺繍です。

Mountmellick 刺繍は19世紀アイルランドの伝統刺繍です。伝統的なモチーフはアイルランドの自然の植物で厚手の白い布とアイルランドの白い糸数種類を使用します。

太めで素朴な糸を使うため出来上がりは立体感があります。

王立刺繍学校での作品 

ブラックワーク

ブラックワークは白い生地に黒糸で濃淡を表現する技法です。チューダー時代にスペインからイギリスに渡りその後イギリスで大流行しました。

当時は茶、赤、緑の糸を使用していましたが 後に黒糸で刺すようになりました。

エリザベス 1 世はブラックワークのドレスを好んで着たのでポートレートにその柄を見ることができます。

布の織り目をカウントして幾何学模様のパターンを刺していく非常に細かいステッチです。

王立刺繍学校での作品

ジャコビアン

ジャコビアンは 800年以上前の中世から続く独特の装飾的デザインです。ジャコビアン用のリネンにウールの糸を使用し動植物をモチーフにしたデザインが特徴です。

糸はCrewel Wool という毛糸を使用するので Crewel Workとも呼ばれます。

王立刺繍学校での作品

タペストリーシェーディング

王立刺繍学校のコースではオリジナルデザインで課題が与えられることがあります。このときの課題はwater でしたが私は鯉のぼりをデザインしました。自分でデザインを考えるのは難しいですがイメージしたものを実際の形にできるという楽しさがあります。通常のタペストリーと異なりシェーディングは繊細な色使いが求められ難易度が高い技法です。

王立刺繍学校での作品

シャドウワーク

薄く透けるオーガンジーの布に刺繍をする手法です。薄く繊細な布のためやり直しができません。

シャドウワークはイニシャル、リボンなどのデザインが多く使われる比較的新しい刺繍です。ベッドルーム周りのものにこの刺繍を用いると素敵です。

王立刺繍学校での作品

シルクシェーディング (アニマルポートレート)

シルクシェーディングの中でもアニマルポートレートは特に難しくとても根気のいる刺繍です。

Long & Short Stitch を用いますが毛の流れと色の濃淡を出す点がポイントです。

王立刺繍学校での作品

王立刺繍学校での作品

スタンプワーク

スタンプワークは17世紀の貴族の間で流行した刺繍です。ミニチュアの刺繍をベースとなる布に留め付け立体感を出します。当時のデザインの多くは King&Queen、お城、庭園、動植物などです。イギリスでは刺繍は良家の子女のたしなみで幼少時代から厳しく習わせられたそうです。現在ミュージアム等で目にする多くの作品は当時の良家の子供が習い事として作ったものです。ロンドンのV&A ミュージアムには17 世紀に 8 歳の子が 3 年かけて作ったキャスケットが展示されています。

* 王立刺繍学校では刺し終わった作品をフレームに入れます。そのために額に入れられるようにマウンティングという特別な仕上げをしなくてはいけません。ここ迄が得点の対象なので最後まで気を抜けません。

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