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ロンドン南西のハンプトンコートはヘンリー8世の宮殿として知られていますが王立刺繍学校はその一画にあります。手入れの行き届いたすばらしい庭園は早春には水仙とクロッカスがいっせいに花を咲かせてまるでおとぎ話の世界のようです。そのお城のなかの教室で少人数のクラスが英国有数の刺繍家により開かれています。アプレンティスという見習い期間中の刺繍家の人たちが助手として細かにフォローしてくれる中身の濃いクラスです。王立刺繍学校の主な仕事のひとつに王室の行事に使われる衣装や小物の刺繍、タペストリーなどの作製や古い時代の作品のレストアなどがあります。今でも実際に使用されているこの伝統技術の継承のために王立刺繍学校はあります。アプレンティスのなかには10代や20代前半の若い女性も多く英国ではこういった伝統技術は過去のものではなくて現在でも続いている職業のひとつです。こういうすばらしい環境のクラスに一般の人も参加できるようになっています。ニュージーランドやアメリカからもクラスに参加するために来ている人がいます。最高の伝統技術を習えることもさることながらお城の中の教室の窓から見える広大な素晴らしい庭園を眺めながら刺繍が出来ると言う事で大満足。こんな贅沢な体験が出来るのもイギリスならではですね。 |